ハートレスに春は来るのか?

アニメ・映画等の感想や日常をつらつらと。 皆が「泣ける。感動した!!」とか言う作品で「泣けない。感動しなかった。」「は?何が面白かったのこれ?」というハートレスは歓迎しますm(_ _)m

プラメモとブレードランナーと押井作品  プラメモ最終回見終わって ~ここがちょっとハートレス~Part2

はじめに

今回は自分の考えるプラメモ最終回ifについて書いてみようと思います。

 

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↓疑問点とかについて書いた前回の記事

 

fujikaze065.hatenablog.com

 

ブレードランナーとプラメモの類似点

最終回見終わってから、レンタルビデオ店に行き、ブレードランナーを借りてみた。 

 というのも、このプラスティックメモリーズという作品、「ブレードランナー」「アイロボット」「アンドリューNDR114」「サロゲート」「ガタカ」etcといったSF映画作品を鑑賞したと監督や脚本家がインタビューで語っていたのだ。

 

この、ブレードランナーという作品に出てくるアンドロイド(作中ではレプリカント)は

 

・寿命が4年しか無い(ギフティアよりも短い!!)といった点

・食事が可能(主人公が酒を勧めるシーンが有る)な点、

パワーと頑丈さを持つ(クルマのドアを殴り破き、人を放り投げるといった)点

 

などギフティアに似ているのである(ブレードランナーのほうが古いのだが)

 

以下、ブレードランナーのネタバレ注意

 ブレードランナーを見ようと思っている方はスルーして下さい

 

さて、このブレードランナーという作品のラスト、主人公は「実はレプリカント(アンドロイド)かも知れない」という描写がある。

 

というのも、レプリカントは4年しか生きられない為、人間社会で生活できるように幼少期についての擬似記憶(攻殻機動隊っぽいw)を与えられているが、

 

主人公しか知らないはずの夢(※寝てる時に見る方,作中では記憶のような扱い)について同僚が知っていた事を示唆されるのだ。

 

つまり、主人公は擬似記憶を与えられていて、その記憶の内容について同僚は知っていた?的な......

 

ブレードランナーの、この「主人公も実はアンドロイド」という設定だけは覚えていたのでプラスティックメモリーズもラストはブレードランナーになるんじゃないのかと思ったりしました。

 

押井守作品っぽいプラメモ最終回のオチ 

ブレードランナー風に(主人公もギフティア的な)プラメモ最終回をやるなら、

最終回後、

アイラ初期化後(寿命残り9年)とツカサ(寿命残り4年)が出会いまた、恋をする。

しかし、今度はツカサの寿命が尽きる(この時アイラの寿命残り4年弱)......

回収され、初期化されたツカサ(寿命9年)はまた、アイラ(寿命4年)と出会い恋に......

 

というどちらかが半分寿命すり減らした時点で出会い、永遠に救われず終わらない抜け出せない物語を思いついたけど

 

よく考えたらこれ押井守作品っぽいなスカイ・クロラ然り、押井版の攻殻機動然り、おなじ状況を何度も繰り返し抜け出せない閉塞感というか、煉獄のような感じがあの監督の世界観っぽい気がする。。

 

最後に

プラスティックメモリーズは設定が甘すぎるが、甘すぎるがゆえに色々考えることができるのでそこもまた面白いところではある。

この記事を読まれた方も空想に耽ってみてはいかがでしょうか?