マッドマックス爆音上映会@立川シネマシティ
今話題沸騰中の 「マッドマックス怒りのデスロード爆音上映会@立川シネマシティ」に行ってきました!!
感想を一言でまとめると
「今日、俺は
”映画”
を観た!!」
そんな圧倒的な映画でした。以下つらつらと......
・そもそもマッドマックス怒りのデスロードとは
舞台は核戦争後の荒廃した世界。石油も水も尽きかけて、生存者たちは物資を奪い合う、いうなれば血と暴力が支配する世界。
(北斗の拳をイメージしていただければ大体合ってる)
その荒廃した世界で、ヒャッハー軍団に捕まった主人公は、反乱を企てる人々と協力して自由への逃走を開始する......
といったストーリー。(Wikipediaにストーリーが一から十まで全部載ってるという......)
・爆音上映会(立川シネマシティ)とは
音響家に調整を依頼し、今作にふさわしく大音量で上映します。 高性能サブウーファーを新規導入、重低音をたっぷり増量し、爆発音や轟音などは音波で身体が震えるほどの「体感」を味わっていただけます。 ただヴォリュームを上げるだけでなく、それでいてやかましくない、クリアな台詞と音楽を両立させるのが「極上爆音上映」です。 立川シネマシティHPより
・実際に行ってみたら......
「爆音上映会」との名の通り、爆音が体を包みこむ
と思っていたら、
2時間、爆音に体をぶん殴られ続ける。
音の暴力ともいうべき圧倒的な迫力、休む暇なんてない。
お祭りでの和太鼓演奏を聞いている時、体の内側まで振動が伝わってくるあの感じを数十倍に高めたものをイメージしてもらえれば大体合ってる。
映画上映前、隣の二人組の片方が、
「この映画をここで7回観た」
といったようなことを話していて、
「確かに音がすごいと噂になっているしその評判を聞いてここまで来たが、7回も観るほどこの爆音上映会はすごいのか?」
と半信半疑だった。
しかし、上映後すぐにそんな不安は杞憂に終わった。というのも、主人公が車のエンジンを噴かせるシーンでの爆音で、履いて来たジーパンにもビシビシと振動が伝わったのだ。
からだの内側まで爆音にやられた私はその瞬間から映画にのめり込み、気づくとENDクレジットになっていた。
・映画館で映画を観る理由
自分はしばしば映画館に映画を見に行くが、映画館に足を運んでまで映画を観る理由は
・家よりも圧倒的な大画面で
・最新映画を観る
この2つだった。(大体の人の映画に行く理由も同じだろう)
勿論、どこの映画館で観ようともそんなに違いはないだろうと思っていた。
しかし、この映画館は違った。隣席の方が7回観たというのも頷ける臨場感。家でDVDを借りて映画を見るのとはわけが違う。ここでしか見られない。
例えば、演劇やライブも、そこに行かないと味わえない魅力があるだろうし、そのような方々は、後でDVDを借りてくればいいやとはならないだろう。
それと同じ様に、この映画館に行かないと味わえない魅力があった。これは7回行く人がいるのも頷ける。
これこそが”映画館の映画” そう思わせてくれる素晴らしい上映会だった。